基本情報技術者 平成28年度秋期午前問14

午前問14

ロードバランサを使用した負荷分散クラスタ構成と比較した場合の、ホットスタンバイ形式によるHA(High Availability)クラスタ構成の特徴はどれか。
稼働している複数のサーバ間で処理の整合性を取らなければならないので、データベースを共有する必要がある。
障害が発生すると稼働中の他のサーバに処理を分散させるので、稼働中のサーバの負荷が高くなり、スループットが低下する。
処理を均等にサーバに分散できるので、サーバマシンが有効に活用でき、将来の処理量の増大に対して拡張性が確保できる。
待機系サーバとして同一仕様のサーバが必要になるが、障害発生時には待機系サーバに処理を引き継ぐので、障害が発生してもスループットを維持することができる。
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正解

解説

現用系と待機系の2系統で構成されるデュプレックスシステムは、ホットスタンバイコールドスタンバイウォームスタンバイの3つに分類されます。

ホットスタンバイ
待機系に現用系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、現用系に障害が発生した場合は、即時に待機系(予備系)に切り替えて処理を続行する方式です。

コールドスタンバイ
電源を切った状態で待機系を待機させておき、障害発生時には待機系(予備系)の電源を入れて業務システムを立ち上げて現用系の処理を引き継ぐ方式です。

ウォームスタンバイ
待機系の電源を入れOSを立ち上げておき、業務システムは起動させない状態で待機させておく方式です。障害発生時には待機系(予備系)に手動で切り替えます。
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