基本情報技術者 平成15年度春期午前問12

午前問12

10個の節(ノード)からなる次の2分木の各節に、1から10までの値を一意に対応するように割り振ったとき、節a、bの値の組合せはどれになるか。ここで、各節に割り振る値は、左の子及びその子孫に割り振る値より大きく、右の子及びその子孫に割り振る値より小さくする。
a=6、b=7
a=6、b=8
a=7、b=8
a=7、b=9
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正解

解説

2分探索木は「左(子)<中(親)<右(子)」の制約を持つ木構造です。

1から10までの値を一意になるように空白に入れていきます。
4,5は既に入っているので残りの値は1,2,3,6,7,8,9,10です。

左端が最小値、右端が最大値となるので、左下の3つには1,2,3,が入ります。
残りの値は6,7,8,9,10です。

aは5より大きく残りの値の最小値なので6が入ります。
残りの値は7,8,9,10です。

bは6より大きく残りの値の最小値なので7が入ります。
残りの値は8,9,10です。

8,9,10を左から順に入れると設問の2分木全て「左(子)<中(親)<右(子)」となっています。

よってa=6、b=7が正解となります。
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