午前問19
キャッシュメモリのアクセス時間及びヒット率と、主記憶のアクセス時間の組合せのうち、主記憶の実効アクセス時間が最も短くなるものはどれか。
『情報処理過去問.com』からiPhoneアプリがリリースされました!!
正解
- エ
解説
実効アクセス時間とは、メインメモリ(主記憶)とキャッシュメモリの両方が搭載されているコンピュータにおいてCPUからメモリへの1アクセスに要する平均時間のことです。
キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率+メインメモリ(主記憶)のアクセス時間×(1-ヒット率)
で求めることができます。
ア〜エを計算します。
キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率+メインメモリ(主記憶)のアクセス時間×(1-ヒット率)
で求めることができます。
ア〜エを計算します。
ア. | |
10×0.6+70×(1-0.6)=6+28=34 | |
イ. | |
10×0.7+70×(1-0.7)=7+21=28 | |
ウ. | |
20×0.7+50×(1-0.7)=14+15=29 | |
エ. | |
20×0.8+50×(1-0.8)=16+10=26 |
よって、実効アクセス時間が最も短いのは「エ」となります。