午前問10
主記憶のアクセス時間60ナノ秒、キャッシュメモリのアクセス時間10ナノ秒のシステムがある。キャッシュメモリを介して主記憶にアクセスする場合の実効アクセス時間が15ナノ秒であるとき、キャッシュメモリのヒット率は幾らか。
0.1 | |
0.17 | |
0.83 | |
0.9 |
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正解
- エ
解説
実効アクセス時間とは、メインメモリ(主記憶)とキャッシュメモリの両方が搭載されているコンピュータにおいてCPUからメモリへの1アクセスに要する平均時間のことです。
キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率+メインメモリ(主記憶)のアクセス時間×(1-ヒット率)
で求めることができます。
ヒット率をZとして計算すると
10×Z+60×(1-Z)=15
10Z+60-60Z=15
10Z-60Z=15-60
-50Z=-45
Z=0.9
となります。
キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率+メインメモリ(主記憶)のアクセス時間×(1-ヒット率)
で求めることができます。
ヒット率をZとして計算すると
10×Z+60×(1-Z)=15
10Z+60-60Z=15
10Z-60Z=15-60
-50Z=-45
Z=0.9
となります。