基本情報技術者 平成30年度秋期午前問5

午前問5

待ち行列に対する操作を、次のとおり定義する。
ENQ n:待ち行列にデータnを挿入する。
DEQ :待ち行列からデータを取り出す。
 空の待ち行列に対し、ENQ1、ENQ2、ENQ3、DEQ、ENQ4、ENQ5、DEQ、ENQ6、DEQ、DEQの操作を行った。次にDEQ操作を行ったとき、取り出されるデータはどれか。
1
2
5
6
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正解

解説

待ち行列とは、処理の順番を待っているジョブの制御のことで、先に入ったものから先に取り出す「先入先出し方式」のデータ構造です。

ENQ1:データ1を挿入するので、データ構造は1
ENQ2:データ2を挿入するので、データ構造は2,1
ENQ3:データ3を挿入するので、データ構造は3,2,1
DEQ:先入先出し方式でデータ1を取り出すので、データ構造は3,2
ENQ4:データ4を挿入するので、データ構造は4,3,2
ENQ5:データ5を挿入するので、データ構造は5,4,3,2
DEQ:先入先出し方式でデータ2を取り出すので、データ構造は5,4,3
ENQ6:データ6を挿入するので、データ構造は6,5,4,3
DEQ:先入先出し方式でデータ3を取り出すので、データ構造は6,5,4
DEQ:先入先出し方式でデータ4を取り出すので、データ構造は6,5

よって次に取り出すのはデータ5となります。
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