午前問100
仮想的に二つのESSIDをもつ無線LANアクセスポイントを使用して、PC、タブレット、ゲーム機などの機器をインターネットに接続している。それぞれのESSIDを次の設定で使用する場合、WEPの暗号化方式の脆弱性によって、外部から無線LANに不正アクセスされたときに発生しやすい被害はどれか。

| ESSID1に設定した暗号化キーが漏えいする。 | |
| PCからインターネットへの通信内容が漏えいする。 | |
| インターネット接続回線を不正利用される。 | |
| タブレットに不正アクセスされる。 |
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正解
- ウ
解説
二つのESSIDの設定は、ESSID1=WPA2、ESSID2=WEP、暗号化キーは互いに別です。画像の表より、ESSID2に接続した端末は管理画面およびLAN内の他の機器への通信が拒否され、ESSID1にはその制限がありません。PC・タブレットはESSID1、ゲーム機はESSID2を使用します。WEPは重大な脆弱性があり鍵が破られやすいため、外部からESSID2に侵入されると、その経路でインターネット接続回線の不正利用が起きやすいです。したがって正解はウです。
| ア. | ESSID1に設定した暗号化キーが漏えいする。 |
| 管理画面では暗号化キー情報が得られますが、ESSID2からは管理画面への通信が拒否されています。さらにキーは別設定なので、ESSID1の暗号化キーが漏えいするとはいえません。 | |
| イ. | PCからインターネットへの通信内容が漏えいする。 |
| PCはESSID1(WPA2)で接続しています。ESSID2(WEP)の鍵が破られても、PCのインターネットへの通信内容が漏えいする状況には当たりません。 | |
| ウ. | インターネット接続回線を不正利用される。 |
| WEPの脆弱性により外部からESSID2へ不正接続され、そこからインターネット接続回線を不正利用されます。これが発生しやすい被害です。 | |
| エ. | タブレットに不正アクセスされる。 |
| ESSID2に接続した端末からはLAN内の他の機器への通信が拒否されています。タブレットはESSID1利用のため、タブレットへの不正アクセスは想定されません。 |