ITパスポート 令和4年度公開問題科目A問57

科目A問57

推論に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

aは,個々の事例を基にして,事例に共通する規則を得る方法であり,得られた規則はb。
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正解

解説

推論とは、既に分かっている事実や前提から、新しい結論や規則を導き出す思考方法のことです。情報科学や論理学では、問題解決や知識発見のための基本的な思考方法として扱われます。

推論には代表的な方法として演繹推論帰納推論があります。

演繹推論は、一般的な法則や前提から個別の結論を論理的に導く方法です。前提が正しければ、導かれる結論も必ず正しくなります。論理学では「大前提・小前提・結論」という構造で説明されることが多く、数学やプログラムの論理処理などで用いられる思考方法です。

一方、帰納推論は、複数の具体的な事例や観察結果から共通する規則や法則を見つけ出す方法です。科学的研究やデータ分析などで広く用いられる方法ですが、観察した事例の範囲から一般化しているため、将来必ず成り立つとは限らず、例外によって覆される可能性があります。

このように、
・一般 → 個別へ結論を導くのが演繹推論
・個別 → 一般の規則を導くのが帰納推論
という特徴があります。

個々の事例から共通する規則を導く方法は帰納推論であり、その結果は常に正しいとは限らず、後に成立しない場合もあります。
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