ITパスポート 令和8年度公開問題科目A問93

科目A問93

次のISMSにおける実施項目のうち,最初に行うものはどれか。
ISMSの適用範囲の決定
情報セキュリティリスクアセスメント
情報セキュリティリスク対応
内部監査
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正解

解説

ISMS(Information Security Management System、情報セキュリティマネジメントシステム)は、組織の情報資産に対して機密性・可用性・完全性を確保するためのリスク管理の枠組みで、ISO 27001(JIS Q 27001)として規格化されています。活動は概ね次の5段階に整理できます。
フェーズ1:ISMSの適用範囲ISMS基本方針の確立
フェーズ2:リスクアセスメントに基づく管理策の選定
フェーズ3:適切なリスク対応計画の策定
フェーズ4:計画の実施
フェーズ5:パフォーマンス評価改善
最初に実施するのはISMSの適用範囲の決定です。対象とする部門・業務・拠点・情報資産を定義し、管理の境界を明確化します。この範囲設定を土台にISMSを構築していきます。したがって正解はアです。
ア.ISMSの適用範囲の決定
正しいです。ISMSを確立する第一歩は適用範囲の決定で、対象と境界を明確にして以降の活動の前提を固めます。
イ.情報セキュリティリスクアセスメント
誤りです。情報セキュリティリスクアセスメントは、ISMS基本方針の策定まで完了した後に行います。
ウ.情報セキュリティリスク対応
誤りです。情報セキュリティリスク対応は、策定したリスク対応計画を実行する段階で行います。
エ.内部監査
誤りです。内部監査は、ISMSのパフォーマンス評価・改善の段階で実施されます。
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