情報セキュリティマネジメント 平成28年度春期午前問47

午前問47

利用者が、インターネットを経由してサービスプロバイダのシステムに接続し、サービスプロバイダが提供するアプリケーションの必要な機能だけを必要なときにオンラインで利用するものはどれか。
ERP
SaaS
SCM
XBRL
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正解

解説

クラウドサービスには大きく分けて「IaaS」「PaaS」「SaaS」があり、
それぞれの特徴は以下です。

SaaS(Software as a Service)とは、アプリケーションソフトウェアの必要な機能だけを必要なときに、ネットワーク経由で提供するサービスのことで「サース」と読みます。
SaaSの利用により設備投資の削減による利用料金のコストダウンが図れます。

PaaS(Platform as a Service)とは、アプリケーションを実行するためのプラットフォームをインターネットを介して提供するサービスのことで「パース」と読みます。
PaaSの利用により、開発プラットフォーム環境の準備(サーバーの設置/OSのインストール/ネットワークの設定など)を大幅に省略できます。
また、アプリケーション開発後のプラットフォーム環境のメンテナンス(OSアップデートなど)にかかるコスト削減ができることがメリットです。

IaaS(Infrastructure as a Service)とは、仮想サーバをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、インターネット介して提供するサービスのことで「イアース」と読みます。
IaaSの利用により、サーバーなどのハードウェアを持たずにインターネット経由でサーバーやストレージ、ネットワークリソースを利用することができます。
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