基本情報技術者 平成21年度秋期午前問15

午前問15

ホットスタンバイ方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
待機系は、現用系が動作しているかどうかを監視していて、現用系のダウンを検出すると現用系が行っていた処理を直ちに引き継ぐ。
待機系は、現用系に入力されるジョブを監視していて、処理量の大きいジョブが入力されると現用系に代わってこれを実行する。
待機系は、現用系の負荷状態を監視していて、現用系のオーバロード(過負荷状態)を検出するとオーバロードした分の処理を引き受けて実行する。
待機系も現用系と同時に同じ処理を実行していて、現用系がダウンしても待機系が処理を完了する。
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正解

解説

現用系と待機系の2系統で構成されるデュプレックスシステムは、ホットスタンバイコールドスタンバイウォームスタンバイの3つに分類されます。

ホットスタンバイ
待機系に現用系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、現用系に障害が発生した場合は、即時に待機系(予備系)に切り替えて処理を続行する方式です。

コールドスタンバイ
電源を切った状態で待機系を待機させておき、障害発生時には待機系(予備系)の電源を入れて業務システムを立ち上げて現用系の処理を引き継ぐ方式です。

ウォームスタンバイ
待機系の電源を入れOSを立ち上げておき、業務システムは起動させない状態で待機させておく方式です。障害発生時には待機系(予備系)に手動で切り替えます。
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