基本情報技術者 平成29年度春期午前問4

午前問4

データ構造の一つであるリストは、配列を用いて実現する場合と、ポインタを用いて実現する場合とがある。配列を用いて実現する場合の特徴はどれか。ここで、配列を用いたリストは、配列に要素を連続して格納することによって構成し、ポインタを用いたリストは、要素から次の要素へポインタで連結することによって構成するものとする。
位置を指定して、任意のデータに直接アクセスすることができる。
並んでいるデータの先頭に任意のデータを効率的に挿入することができる。
任意のデータの参照は効率的ではないが、削除や挿入の操作を効率的に行える。
任意のデータを別の位置に移動する場合、隣接するデータを移動せずにできる。
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正解

解説

ア.位置を指定して、任意のデータに直接アクセスすることができる。
配列を用いたリストでは先頭から何番目といった指定が可能です。
イ.並んでいるデータの先頭に任意のデータを効率的に挿入することができる。
配列を用いたリストでは先頭にデータを挿入すると要素全体を挿入するデータ分ずらす必要があり非効率です。
ウ.任意のデータの参照は効率的ではないが、削除や挿入の操作を効率的に行える。
配列を用いたリストでは削除や挿入した場合、要素全体を削除や挿入したデータ分ずらす必要があり非効率です。
エ.任意のデータを別の位置に移動する場合、隣接するデータを移動せずにできる。
配列を用いたリストでデータを移動した場合、データを移動した空いた箇所を詰めるためデータを移動する必要があります。
よって正解はアです。
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