基本情報技術者 平成30年度春期午前問57

午前問57

サーバに接続されたディスクのデータのバックアップに関する記述として、最も適切なものはどれか。
一定の期間を過ぎて利用頻度が低くなったデータは、現在のディスクから消去するとともに、バックアップしておいたデータも消去する。
システムの本稼働開始日に全てのデータをバックアップし、それ以降は作業時間を短縮するために、更新頻度が高いデータだけをバックアップする。
重要データは、バックアップの媒体を取り違えないように、同一の媒体に上書きでバックアップする。
複数のファイルに分散して格納されているデータは、それぞれのファイルへの一連の更新処理が終了した時点でバックアップする。
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正解

解説

ア.一定の期間を過ぎて利用頻度が低くなったデータは、現在のディスクから消去するとともに、バックアップしておいたデータも消去する。
一定の期間を過ぎて利用頻度が低くなっただけで、まだ利用されているので、バックアップ分まで消去することは不適切です。
イ.システムの本稼働開始日に全てのデータをバックアップし、それ以降は作業時間を短縮するために、更新頻度が高いデータだけをバックアップする。
更新頻度が低いデータをシステムの本稼働開始日の状態までしか戻すことができず、更新内容が消失してしまうため不適切です。
ウ.重要データは、バックアップの媒体を取り違えないように、同一の媒体に上書きでバックアップする。
一定回数のバックアップを世代として管理し複数の媒体に残すことが推奨されます。
エ.複数のファイルに分散して格納されているデータは、それぞれのファイルへの一連の更新処理が終了した時点でバックアップする。
更新途中でバックアップを行うとデータの整合性が取れなくなってしまうため、バックアップは一連の更新処理が終了した後に行う必要があります。
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