午前問21
X社では、現在開発中である新商品Yの発売が遅れる可能性と、遅れた場合における今後の業績に与える影響の大きさについて、分析と評価を行った。この取組みに該当するものとして、適切なものはどれか。
| ABC分析 | |
| SWOT分析 | |
| 環境アセスメント | |
| リスクアセスメント |
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正解
- エ
解説
発売遅延という事象が起こる可能性と、その場合の業績への影響度を見積もって評価する取組みは、経営上のリスクを扱っています。これはリスクアセスメントに該当します。JIS Q 31000では、リスク特定・リスク分析・リスク評価を含む一連のプロセスをリスクアセスメントと定義しており、設問の内容と一致します。したがって適切なのはエです。
| ア. | ABC分析 |
| ABC分析は、パレート図などで要素を大きい順に並べ、上位約70%をA、70~90%をB、残りをCに区分して、重点管理すべきグループを抽出する手法です。発売遅延の可能性と影響度を評価する取組みとは目的が異なります。 | |
| イ. | SWOT分析 |
| SWOT分析は、企業の内外要因をS(強み)、W(弱み)、O(機会)、T(脅威)に分類し、経営環境を把握して戦略立案に活かす手法です。リスクの発生確率や影響度を見積もって評価する活動そのものではありません。 | |
| ウ. | 環境アセスメント |
| 環境アセスメント(環境影響評価)は、主に大規模な開発事業などが自然環境へ及ぼす影響を事前に調査・予測・評価する手続きです。商品の発売遅延と業績影響の評価とは対象が異なります。 | |
| エ. | リスクアセスメント |
| リスクアセスメントは、業務や事業に悪影響を与え得る要因を洗い出し、リスクの大きさを見積もり、基準と照らして評価するプロセスです。新商品の発売遅延というリスクと、その業績影響の分析・評価を行っているため、これに該当します。 |