科目A問48
システム開発プロジェクトの品質マネジメントにおいて,品質上の問題と原因との関連付けを行って根本原因を追究する方法の説明として,適切なものはどれか。
| 管理限界を設定し,上限と下限を逸脱する事象から根本原因を推定する。 | |
| 原因の候補リストから原因に該当しないものを削除し,残った項目から根本原因を紋り込む。 | |
| 候補となる原因を魚の骨の形で整理し,根本原因を検討する。 | |
| 複数の原因を分類し,件数が多かった原因の順に対処すべき根本原因の優先度を決めていく。 |
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正解
- ウ
解説
品質マネジメントでは、発生した問題の真の原因を特定し再発を防止するために、原因と結果の関係を体系的に分析する手法が用いられます。これらの手法は品質管理の分野で広く利用されており、QC七つ道具(Quality Control Seven Tools)として整理されています。
QC七つ道具には、特性要因図(フィッシュボーン図)、パレート図、管理図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、層別などが含まれ、品質問題の原因分析や改善活動に利用されます。
その中でも特性要因図は、問題(特性)とそれに影響を与える原因(要因)の関係を整理し、根本原因を明確にするための代表的な手法です。図の形状が魚の骨に似ていることからフィッシュボーン図とも呼ばれます。
特性要因図では、結果となる問題を右側に置き、その原因となる要因を「人・方法・機械・材料」などの観点で枝分かれさせながら整理します。これにより、表面的な原因だけでなく背後にある根本原因を体系的に分析することができ、品質改善や再発防止のための対策立案に役立ちます。
QC七つ道具には、特性要因図(フィッシュボーン図)、パレート図、管理図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、層別などが含まれ、品質問題の原因分析や改善活動に利用されます。
その中でも特性要因図は、問題(特性)とそれに影響を与える原因(要因)の関係を整理し、根本原因を明確にするための代表的な手法です。図の形状が魚の骨に似ていることからフィッシュボーン図とも呼ばれます。
特性要因図では、結果となる問題を右側に置き、その原因となる要因を「人・方法・機械・材料」などの観点で枝分かれさせながら整理します。これにより、表面的な原因だけでなく背後にある根本原因を体系的に分析することができ、品質改善や再発防止のための対策立案に役立ちます。
| ア. | 管理限界を設定し,上限と下限を逸脱する事象から根本原因を推定する。 |
| 管理図(Control Chart)の説明です。管理限界を設定して工程のばらつきを監視し、統計的に異常が発生していないかを判断する品質管理手法です。 | |
| イ. | 原因の候補リストから原因に該当しないものを削除し,残った項目から根本原因を紋り込む。 |
| 原因候補から該当しないものを順に除外して原因を絞り込む分析方法に関する記述です。 | |
| ウ. | 候補となる原因を魚の骨の形で整理し,根本原因を検討する。 |
| 特性要因図(フィッシュボーン図)の説明です。結果とそれに影響を与える原因を魚の骨状の図で整理し、根本原因を分析する品質管理手法です。 | |
| エ. | 複数の原因を分類し,件数が多かった原因の順に対処すべき根本原因の優先度を決めていく。 |
| パレート図に関する説明です。原因を分類して発生件数の多い順に並べ、重点的に対処すべき要因を分析する品質管理手法です。 |